その日いらい、2わの白鳥はこの池にやってくるようになりました。

 「あのね、白鳥さん…」
 「それでね、白鳥さん…」

白鳥が池にやってくるとまちかまえたようにカメは 話しはじめます。
この池でおこったこととか、それはもうなんでもかんでもです。
白鳥 たちは、おちついてろくにエサも食べることができません。
しかし、白鳥たちは、がまんして、
しんぼうづよく、カメの話をきいてやっていました。