ボーデイサッタはふじぎな力で、なぜこうなったのかを知り、
王さまにわけをはなしました。
そしてこう、ことばをつづけました。
 「カメはしゃべってはいけないときに、がまんできず口をひらき、
  そしてとうとう死んでしまいました。
  くちかずが多く、まわりのことをかんがえずに、
  おしゃべりするととんでもないことになるのです。」

王さまは、ボーディサッタのことばをしっかりと心のなかにきざみこむのでした。