カメがおちたところは、王さまのごてんのにわでした。
ごてんでは、おおさわぎです。
 「うわぁ、空からカメがおちてきた。」
 「こうらがわれてまっぷたつだ。」

 「なんのさわぎだ。」
王さまはそうだんやくのボーディサッタとやってきて、
体がわれて死んでしまったカメをごらんになりました。
  「これはいったいどうしたことだ。
  どうしてこんなカメがそらからおちてきたんだろう?」