スジャータから捧
(ささ)
げられた、乳粥
(ちちがゆ)
のおかげですっかり元気になったシッダールタは、川を渡って菩提樹
(ぼだいじゅ)
という木の下にやってきました。
そして、そこに草を敷
(し)
き、静かに座ると瞑想
(めいそう)
に入りました。
「わたしは、悟
(さと)
りをひらくまでは決してここを動かない。」
シッダールタの決意
(けつい)
は、とてもかたく、ゆるぎないものでした。
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