信じられない不幸(ふこう)がおこりました。 マーヤーが、男の子を産んで7日後に、突然(とつぜん)、病気になって死んでしまいました。よろこびの絶頂(ぜっちょう)にいた人々は、一気(いっき)に絶望(ぜつぼう)と悲しみに突き落とされました。 まもなく、マーヤーの妹のマハーパジャパティがあたらしいお母さんになり、男の子を育てることになりました。 しかし、お母さんが死んでしまったことは、男の子の心にふかい影(かげ)を残すことになりました。